南宗寺

堺市にある南宗寺(なんしゅうじ)。
大坂夏の陣で一帯は灰燼に帰し、1607年(慶長12年)南宗寺の12世住職となった沢庵宗彭が復興に力を入れ、1619年(元和5年)現在地に再建した、とあります。
千利休ゆかりの地としても有名なようです。

 
 
まわりは住宅街です。総門をくぐると、突然景色が変わります。
すこし中に入ると、山門(甘露門)があります。

 
 
新しい感じですが、癒されるお顔です。

 
 
中程にある仏殿(大雄宝殿)。
天井に狩野信政筆の「八方睨みの龍」があるようです。

 
 
こういう塀が多くあります。信長塀を連想しました。

 
 
鐘楼。

 
 
隣接してある、海会寺(かいえじ)。

 
 
平成23年1月16日訪問。めっちゃ寒かったのです。
 
でっかい威圧感のある建物はなく、落ち着いた、いい雰囲気のお寺でした。
松の多さが印象的です。
 
ぽつりぽつり人が訪れて、お茶会の様子でした。
 
普通のお寺とは違って、ここでは「侘び」をイメージします。
 
次回は、ここに伝わる家康伝説に触れたいと思います。
季節のいい頃に。