2011-01-17 南宗寺 大阪府 堺市にある南宗寺(なんしゅうじ)。大坂夏の陣で一帯は灰燼に帰し、1607年(慶長12年)南宗寺の12世住職となった沢庵宗彭が復興に力を入れ、1619年(元和5年)現在地に再建した、とあります。千利休ゆかりの地としても有名なようです。 まわりは住宅街です。総門をくぐると、突然景色が変わります。すこし中に入ると、山門(甘露門)があります。 新しい感じですが、癒されるお顔です。 中程にある仏殿(大雄宝殿)。天井に狩野信政筆の「八方睨みの龍」があるようです。 こういう塀が多くあります。信長塀を連想しました。 鐘楼。 隣接してある、海会寺(かいえじ)。 平成23年1月16日訪問。めっちゃ寒かったのです。 でっかい威圧感のある建物はなく、落ち着いた、いい雰囲気のお寺でした。松の多さが印象的です。 ぽつりぽつり人が訪れて、お茶会の様子でした。 普通のお寺とは違って、ここでは「侘び」をイメージします。 次回は、ここに伝わる家康伝説に触れたいと思います。季節のいい頃に。