先週、雨の
根来寺から帰ってから「
街道をゆく」紀ノ川流域、を読み返す。
大門の右手に、杉乃坊があったと思われる「愛染院」があるという。
根来70万石の筆頭師団「杉乃坊」。当主は
津田監物。
種子島で鉄砲を譲り受け、堺でこの鉄砲を造らせ、のち関東にまで広めた人物。
あったっけな、そんな建物。これかな。たしかに大門の右手にある。
門の朱は、根来朱塗のイメージか。
愛染院の裏手。
桜はまだ。それでも数本咲き始めを見かけた。
気温が高く、もはや花見気分でお弁当を広げる家族も。
来週あたりから桜の見頃で、また賑わう。